両親が離婚している場合の結婚式はどうするの？

両親が離婚している場合の結婚式について、特にこれといった決まりはありません。

それぞれの家庭環境や関係性は千差万別ですから、それぞれの選択に委ねる形になります。

結婚式は列席だけでなく場合によっては費用もかかわってくるのでしっかり考えなければいけません。もし式の費用を親が負担する場合は、相手方と負担などに関してしっかり相談しておきべきと言えるでしょう。

両親を招待したい、若しくは迷っている人はまず結婚の報告をしたうえで、参加するか否か伺いましょう。

多くの人は大切な子供の晴れ舞台ですから、参加したいと考えています。しかし互いに顔を合わせるということもあって、互いに遠慮してしまうこともあるので、様子を見てリードしてあげても構いません。

是非参加して欲しいという人は、素直にその気持ちを伝えましょう。ただし離婚した両親が再婚している場合は、今の家族に不快な思いを与えないような配慮が必要です。

あくまで無理強いしないように、気持ちよく参加できるような橋渡しを心がけましょう。しかし実際は、片親だけ参加するというケースも多くあります。

この場合、どちらかと同居していたり、普段から深い関係をもっている方を招待するのが一般的な考えです。しかし片方が披露宴、もう片方が２次会と参加する場をわけるなど様々な工夫をされている人もいます。

列席できなかった方には、当日の写真や映像を送るなどしておくと良いでしょう。しかし先に触れたように、再婚して新しい家庭を持っている人に対しては配慮が必要です。

なんらかの事情でどちらも呼ばないというケースは、相手側の両親の事情を汲んであげる必要があるので慎重に物事を進めていく必要があります。

本当に身内のみの海外ウエディングを行ったり、顔合わせという形で食事会のみ開くというのが一般的です。

そういった場を開くことでわだかまりもなく、今後のお付き合いもスムーズな関係を築くことが出来るでしょう。